2020.12.4

 

今日は趣味のシーグラス探しに海へ行きました。

 

以前からシーグラスを探すことを趣味としていましたが今日なぜ初めてこの記事でそのことに触れたのかというと、今日は進歩の日だったからです。

 

いつも何をするにも億劫でなかなか動き出せません。

外に出るまでに時間がかかってしまうのです。

だからシーグラスを探しに行こうと準備し、家を出るころには午後もずいぶん遅い時間で結局日が落ちるまで時間が短く、「もう少し探したいのに」という気持ちになるのです。

 

それならば早い時間に出ればよいのですが、それがなかなかできませんでした。

 

しかし今日は二度寝してしまったにもかかわらず、昼頃には家を出る支度ができ、日没までたくさんの時間をかけて探すことができたのです。

 

波の音は入眠困難に良いと聞いたことがあり、不眠のときはネットで音源を探してまで聞いていたのですが、やっぱり砂浜で水平線を奥に見る波の音は心をおだやかにさせます。

 

海まで30分ほどかけて歩き、砂浜を歩きながらじっくりシーグラスを探します。

途中話しかけてくれる地元のおじさんも私の心をほっとあたたかくしてくれます。

 

シーグラスはなかなかたくさんは見つけられませんが、だからこそ見つけた瞬間のうれしさは時間をかけただけ倍増されます。

拾うとき、指先で砂を落とすついでに感じるその表面の滑らかさにうっとりします。宝探しのようなそれは、夢中で時間を忘れて、今私が熱中できる唯一のことです。

 

そして今日は時間をかけた分だけ、日没のときの「もう終えなくてはいけない」という気分にならず、達成感と満足感を得られたのです。

 

そして、本当に久しぶりにその、達成感、満足感を得られたのです。

これは大きな進歩です。

 

長い間滞っていた私の多くの感覚のひとつが、またひとつ取り戻されたのです。それを私は敏感に察知し、うれしく感じます。

 

自分の心の些細な変化を敏感に察知し、それについて考えることは今の私に必要なことす、また今後も病状の増悪や再発にもいちはやく気づくために必要なのです。

 

そしてそのようなことは、また進歩にも気づくことができます。

 

いつも自分がいまどこにいるのか、どのような心境か詳しく見ていきましょう。

 

前回の記事でも進歩したことについて記載しましたが、あの後実は進んだと感じた分だけ後退もしていました。それでもまた進むことができればいいですよね。

焦らず、自分の気持ちに耳を傾け、ゆっくり前に進んでいきましょう。